会社情報

ご挨拶

日本アジアグループ株式会社 代表取締役会長兼社長 山下 哲生

 現在当社グループは未来を見据えた事業の組換えを積極的に行っています。Industry 4.0/Society 5.0といった最適化社会の実現に向けた新技術の開発やイノベーションが加速されるなか、気候変動対策に焦点を絞り「G空間×ICT」、「防災・環境保全」、「再生可能エネルギー」、「森林活性化」と四つの重点事業領域で競争性の高い、いわば「ダントツ商品・サービス」を形成して、コンサルティングに止まることなく川下の事業に進出し、公共市場に加えて民間/海外市場の拡大に努めています。

 とりわけ「G空間xICT(空間情報)事業」では、新たな時代の技術進歩を取り込んだインフラ構造物の維持管理手法の開発、LBS(位置情報サービス)商品、そして、他の専業会社様との協業を通じた新たな「測量」技術の応用分野の発掘と防災情報サービスの進展など、民間市場や海外市場の開拓に手が届き始めたと感じております。まだまだ業績的には小さいものですが、事業構造の変化、ターゲット顧客の拡大に資するものと、これからを楽しみにしております。

気候変動対策研究=「再生可能エネルギー」+「森林活性化」+「防災・環境保全」+「G空間×ICT」

 「再生可能エネルギー事業」は、売電事業が特別高圧連携 (10MW以上)の太陽光発電所の竣工が続き、全国60カ所以上、合計で120MWの規模を超え、当社の収益を支える主要な柱となりました。今後も国内外で風力発電、バイオマス発電などの電源の多様化と売電事業のさらなる拡大を計画する一方で、地域パートナーと共に地域電力事業を推進してまいります。

 新しい事業セグメントの期待を込めた森林活性化事業は、自社で森林を保有することからスタートし、得意とするセンシング技術を活かし、高度に情報化されたスマート林業(i- forestry)を推進しております。原木生産・販売から、製材加工、木造建築事業に至る川上から川下までのバリューチェーンを構築し、環境にも適応した森林整備の目的を国内外で果たして行く計画としております。その方向性に沿ったM&Aや出資を実施してきましたが、今後はより本格的な投資も検討してまいる所存です。

 当社にとって、気候変動への対応は大きなチャンスです。世界が共有する地球規模の重要課題への取り組みや、地域の特性を活かした経済成長と温室効果ガスの削減を両立する提案は、当社が推進するGreen Communityの実現にとって重要な要素です。私たちの技術力とノウハウは、世界の持続的な発展に必要であり、すでにその実績もあります。こうしたチャンスを確実に成果に結びつけることで、高い付加価値を提供できる企業に変貌していけるはずです。今までにないような変化が予想される時代だからこそ、当社グループのすべての組織が互いに連携・切磋琢磨しながら、世の中の変化を先取りし、独自性の高い新たな事業を創出する取り組みを加速していきたいと思います。

日本アジアグループ株式会社
代表取締役会長兼社長
山下 哲生