ザクティがセーフィ―と共に、「重機向けカメラシステム」と「クラウド録画サービス」の連携を開始
2020年10月20日
日本アジアグループ株式会社傘下でデジタルイメージングデバイス開発・製造を行う株式会社ザクティ(代表取締役社長:渡邉和伸、以下「ザクティ」)と、クラウド録画サービスシェアNo.1(※)のセーフィー株式会社(代表取締役社長:佐渡島隆平、以下「セーフィー社」)は、この度、重機取付型セーフティカメラシステム「ドボレコJK(SX-DB200)」とクラウド録画サービス「Safie(以下「セーフィー」)」の利用連携を開始しました。この連携した製品・サービスシステムの導入により、建設・土木現場での安全性・生産性向上が今後一層見込まれます。
開発の背景と今後の展開について
現在の建設・土木現場では、重機に人が近づいた際、警告音を発する人感センサーが備えられているケースもありますが、人の検出以外はできないなど、従前より安全性に不備な点が指摘されていました。この度提供される両社の製品とサービスの連携では、重機に高性能カメラを設置することにより、視覚での状況確認に加え、映像をクラウドに保存することで、遠隔からのリアルタイム確認が可能になりました。また、振り返って映像を視聴・確認することができることから、バックモニターとしての運転者安全確認や、重機用ドライブレコーダーとして記録確認機能の利用も見込まれています。さらに映像を振り返ることで、事故が起こりやすい状況や環境の検証も可能。将来的にはザクティの画像認識技術を掛け合わせ、事前に危険状況を把握する解析技術の応用も期待されています。
鹿島建設 土木管理本部 生産性推進部 渕先さまコメント
セーフティセンサとバックモニター、ドライブレコーダーの3機能を備えたドボレコJKは、ザクティとセーフィー社が協同して両社の得意分野を組み合わせたもので、建設現場の安全性向上に大きく寄与すると思います。当社は本システムを活用しながら建設現場における映像の活用を推進します。
▶デジタルイメージングデバイスメーカー「ザクティ」とは
ザクティは、20 年以上に及ぶデジタルカメラ開発を通じて培った「世界最高峰の画像処理技術、画像補正技術、防水防塵・耐衝撃設計技術」を応用したデジタルイメージング製品の企画、開発、製造、ならびに販売を行っています。昨年、強力な画揺れ補正機能「エクスタビライザ」を搭載した業務用ウェアラブルカメラを発売。様々な現場で想定される利用方法を提案し、関係するユーザーより高評価を得ています。【ザクティホームページ:
https://xacti-co.com/】
▶クラウド録画サービス提供会社「セーフィー社」とは
セーフィー社はカメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認できるシェアNo.1(※)のクラウド録画サービスを提供しています。「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、人々の意思決定に映像を役立てる未来を創造し、企業から個人まで誰もが手軽に利用できる映像プラットフォーム作りを目指しています。【セーフィー社ホームページ:
https://safie.link/】
(※)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査」より