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投資家情報(IR)

株主・投資家の皆様へ

 株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 2015年度は、東京証券取引所市場第一部上場を記念した一株当り20円の配当、期末の一株当り10円、合計30円の利益還元により、これまでの業績の果実を株主の皆様とともに共有することができました。
 また、当社でかねてより標榜しておりました「Save the Earth, Make Communities Green 安心で安全、そして持続可能なまちづくりで社会に貢献」を、日本アジアグループの企業理念(Mission「安心で安全、そして持続可能なまちづくりで社会に貢献」、Vision「技術革新を先取りし金融との融合を通じて成長する企業グループ」、Value「Integrity×Imagination×Entrepreneurship」)として新たに制定いたしました。

 2016年3月期の売上高は、2つの技術部門が増収を達成したものの、金融部門の減収分が響き、全体で前年をやや下回り755億円(前期比0.5%減)となりました。営業利益は、市況変動の影響に伴う金融部門の減益幅が大きく、38億円と前年同期比27.4%減の大幅減少となりました。経常利益は、短期から長期借入への乗換費用(将来の金利負担減)が一時的に発生しましたが、支払利息、為替差損が減り営業外損益が改善し、前期比では31.4%減少したものの、期初計画25億円はクリアすることができました。また、おきなわ証券の行政処分に伴い、偶発損失引当金13.6億円を特別損失として計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は4億円(前期比89.0%減)に留まりました。EPS(一株当り当期純利益)は14.96円(前期比89.4%減)、ROE(自己資本利益率)は1.6%となりました。

 2016年6月、当社は、IoTやAI等の技術革新がもたらす社会の変化や、COP21等の国際的枠組みによる気候変動対策ニーズ、官民連携による地方創生機運の高まり等の事業環境を踏まえつつ、持続的な成長と当社経営理念の実現のステップとして、向こう5年間の経営方針「経営戦略1.0 ~FY2020に向けて~」を策定いたしました。FY2016~FY2020の期間を「成長DNA醸成ステージ」と位置付け、「G空間×ICT」、「気候変動対策」、「まちづくり」の3つの領域に経営資源を集中し、競争優位を確立していく計画です。これまで築き上げた顧客基盤や強固な技術、そして独自の資金調達力をベースとして、これまでの中心事業の拡大に加え、あらたな次世代事業も育成していきます。そして、グループ内で保有する経営資源の融合を強みに、必要であればM&Aやアライアンスの強化等も交え、持続的な成長に繋がる事業基盤をこの期間に構築していくことを目指します。それぞれの事業分野に描かれた戦略を持続的イノベーションというドライバーにより加速させ、2020年度には、売上高1,500億円、営業利益120億円、ROE12%を達成したいと考えております。株主の皆様にはますますのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

日本アジアグループ株式会社
代表取締役会長兼社長 山下 哲生
2016年6月